Ghost 1.0

『Ghost 1.0』をプレイした。

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概要
SFチックなメトロドイドヴァニラ


ストーリー
宇宙ステーション中村を探索せよ!



美点
石村ではなく中村を探索するアクション。探索アクションよろしく、自キャラを強化しつつ探索範囲が拡大するのは当然として、本作には独自要素が多く、これが探索とパズルアクションの幅を広げている。基本的に日本のアニメやゲームをリスペクトしていることから、キャラの能力も何処か見たものが多い。例えば、主人公による敵ロボットのハッキングだ。自キャラを置き去りににして敵ロボットに入り込み自由自在に動かすことができる。単純にドアロックの解除から、同士討ち、自殺で脅威を排除と言ったゲーム『攻殻機動隊』のような楽しみ方ができる。武器も豊富にあり、最適運用を模索しつつ、探索していくのは流石だ。特定条件を満たすことで出現するアイテムを集めることで、自キャラ強化もでき、探索性を増しているのも評価できる。他にもスキル「こんにちは」やオムニ社のメックなど日本人好みのシチュエーションが多数存在し、妙に日本人にお勧めできるソフトだ。ネタに走りがちな本作ではあるが基幹部分は凄まじく作り込まれており、頻繁にアップデートされているのも高評価。

欠点
アイテム購入後、セーブしないとドロップしてしまう。これは極悪で折角購入したアイテムも死なずにセーブポイントまで持ち帰られないとロストしてしまう。一応、死んだ場所は解るので、ロスト前に取り戻すことは可能だが、即死ゾーンなどで死亡した場合は、どうにもならず、非常に不満が鬱積する。所謂、アイテム取得後の死に戻りもできず、どうにも探索系と噛み合っていない。ヴァージョンアップ前はセーブポイントですら回復されないなどの極悪仕様だったのが改善されたので、今後のヴァージョンアップ次第では改善されるかもしれない。



相性
ヴァージョンアップで多少緩和されたが、それでも難易度は高い。アイテム説明やストーリーは簡単な英語なので中学生レベルの英語力があれば問題ないとは思うが、それでもローカライズされていないので、英語が苦手な方は注意。それらを踏まえて、SFチックな探索アクションを遊びたい方であれば文句無しでオススメ。


時間
クリアして、13時間前後。ほとんど隠しアイテムなどを見つけていないので、100%を狙うと24時間ぐらいか?



個人的感想
日本人の美徳、「こんにちは」のお辞儀ができないだけで殺される希有なソフト。敵味方の判別が挨拶なのがなんともシュール。映画『ロボッコプ2』のオムニ社(日本企業)製メックも登場し、妙に懐かしさと、でたらめな強さを実感できる。石村ではなく中村なのがなんともね。敵ロボットをハックしながらの探索などはよくできていると思う。ゲーム『攻殻機動隊』の時はそこまで動かせなかったので、これだけ動かせると実に楽しい。キャラもバタ臭くないので、とっつきやすくはあると思う。うん、オススメ。安価だし。
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