『The Witcher 3: Wild Hunt(ウィッチャー ワイルドハント)』をプレイした。

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タイトルから解る通り『The Witcher』シリーズ。
時系列はタイトル順
『The Witcher』
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『The Witcher 2 Assassins of Kings』(箱○版のレビューは
こちら。お粗末過ぎるPC版のレビューは
こちら)
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『The Witcher 3: Wild Hunt』
概要自由度の高いダークファンタジー
ストーリー皇帝の娘を探せ!
美点本作は『The Witcher』の集大成と呼ぶべき作品に仕上がっている。前作までの重厚感を備えつつ、オープンワールド化に成功しており、行く先々でダークファンタジーを楽しめるだろう。特筆すべきは、クエストの豊富さ、それに伴う多様な解決手段、そして、カスタマイズ性の高さだろう。クエストは、単純な化け物退治から、プレイヤーの思考を試される推理クエスト、全地域をまたがなければクリアできない壮大なクエストと多種多様でプレイヤーを飽きさせない。オープンワールドのクエストと言えばお使い型クエストが殆どだが、本作は素晴らしく差別化を図っていると言える。それでいて膨大な量のクエストがあるのだからメインクエストそっちのけで追いたくなるだろう。解決手段の豊富さもRPGを上手く体言している。気に入らなければ、ただ殺してクエストを完了しても良し、魔法を使用して懐柔しても良し、はたまた金銭で解決するのもありだ。プレイヤーが好きにロール(演じられる)できるのはRPGの醍醐味だ。カスタマイズ性の高さも群を抜いている。自身の回復アイテムから武器や防具に至るまで、過程は違えど、製作可能ときている。強大な怪物に立ち向かうためにどのような薬を用意し、どのような戦略を使うか?これが陰鬱な世界観と実に調和しており、瞑想を後の高揚感は格別であり大人な雰囲気を醸し出す。そこにも宝探しのクエストが加味されている点は、オープンワールドを隙間無く利用しているだろう。他にのストーリーの濃さ、前々作、前作からのキャラが集大成とシリーズファンには堪らない演出も多々用意されており、素晴らしく完成度の高い作品だ。まだまだ、記述したい美点は沢山あるのだが冗長なきらいがあるので、ここまでにしておく。敢えて最後に書くなら、オープンワールドの進化を見られる作品だ。
欠点オープンワールド特有のハマりバグは当然として、キャラが浮く、フラグ管理の失敗等の問題がある。進行不可能なバグが無いにせよ、プレイ中に遭遇したらストレスが鬱積するだけの要素は多く残っている。文字の小ささ、エリア移動にかかわるローディングの長さ、シリーズをプレイしていないと解らない用語のオンパレードと美点も多いが欠点も多い。順次パッチが配信されているので、バグが潰されるまで気長に待ちたいところだ。
相性シリーズファンであれば間違いなく買い。オープンワールドが好きな人にもお勧め。退廃的な世界観なので、その手の描写が苦手な方には本当にお勧めしない。前作もそうだが、今作も敵味方問わず、いわゆるモラルが無い人間が多い。こういう世界観なのだから当然なのだが、合わない人には嫌悪感を抱くだろう。また、直接的に性器が描写されることは無いが性的表現や女郎部屋などが頻繁に登場するので18歳未満はプレイしないほうが良い。
実績と時間実績は、クリアするだけであれば、280前後。最高難易度でクリアして800前後。
時間は、メインストーリーだけを追えば45時間前後。全実績解除には150時間~。
個人的感想実に面白かった。ファンタジー系RPG部門の「GOTY」でしょう。久々に夢中でプレイしてしまった。最高難易度のデスマーチがこれまた頑張ればクリアできる難易度なので、実にやりがいもあった。(攻略の肝はクエンの印を絶やさないこと)それに前作の面々が登場して懐かしい話やら、共闘やら実に熱いものがあったなぁと。そして、予想通り「洋ゲーで王冠にハゲのキャラは相当な死亡フラグ」はあっさり回収された。死に方は普通だったけど、やっぱり死ぬよなぁと。もう、なんていうか、良い体験できるソフト過ぎてクリアするのが勿体ない感じだった。クリア後は燃え尽きて残った実績を解除する気力も無くてそのまま売ったけど、最高峰のソフトです。是非、皆さん遊んでみてね!
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珍しく、びっちりと書かれた批評を見れば
NAL さんのハマり度も分かるってものです。
生憎、箱1はまだ購入していないのでプレイできませんが
前作を遊び倒した人間としてはぜひプレイしたいですね。