『Spec Ops: The Line(スペックオプス ザ ライン)』をプレイした。
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概要 戦場の選択ドバイTPS
ストーリー 救出任務
美点 中身は本当に無難なTPSで特筆すべき点もない。カバーアクションを始めとするTPSに必要な要素は満たしており、良くも悪くも無難な仕上がりになっている。別TPSとの相違点を上げるとすれば、戦争時の選択を迫られることだろう。任務を優先するのか?民間人を救うのか?そんな選択を何度も迫られることになる。これがストーリーとリンクしており、戦場に飲まれながら壊れていく人間性を垣間見られるだろう。それぞれの任務を帯びたキャラ達の織りなすストーリーは廃退的なドバイと合わさり格別な物になっている。選択を迫られるドバイTPS。まさにこれに尽きる。
欠点 リスタートの長さ。難易度が高いと死ぬ回数が劇的に増加するのだが、リスタートが長いせいで非常にテンポが悪くなっている。FPSやTPSにおいてこれはかなりの欠点であり、本当にどうにかすべきだろう。この欠点が無ければ、UI以外は特に気になる箇所もない。
相性 Z指定の通り、爆散表現、残酷な処刑、焼却などがあるので、この手のゴア表現が苦手な方にはお勧めしない。他にも精神的に来る部分もあるので、これまたお勧めできない。TPSの中でもかなり人を選ぶ作品と言えよう。リスタートの長さにめげず、ドバイを渡り歩いてみたい方にだけお勧めしておく。『Gears of War 2』や『Fable Ⅲ』が楽しめた方なら相性が良さそうなソフト。
実績と時間 クリア時間は、8時間前後。
実績は、クリアして300前後だが、900までは簡単に伸ばせる。
個人的感想 ストーリーが実に良い。最初は映画『地獄の黙示録』を連想していたのだけど、まさか、ああなって、こうなるとは思ってもいなかったので驚いた。TPSしているよりはストーリーを見ているほうが楽しめるかも知れないソフト。
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さすがです!