『Castlevania: Lords of Shadow - Mirror of Fate HD(キャッスルバニア ロード オブ シャドウ ミラー オブ フェィト)』をプレイした。

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タイトルから解る通り、3DSソフト『Castlevania: Lords of Shadow 宿命の魔鏡』のHDリメイク。
時系列は
『Castlevania: Lords of Shadow』
↓
『Castlevania: Lords of Shadow - Mirror of Fate』
概要2D探索型アクション。
ストーリードラキュラを倒せ!
美点原点回帰したような2Dアクションと探索が実に楽しい本作。アクション部分は、鞭攻撃を中心に爽快感の溢れる攻撃が可能だ。探索部分は特殊能力を得てからの幅の広がり具合が素晴らしく、ついつい全箇所を巡り回りたくなる。また、実力が必要なギミック、頭を使うパズルと緩急もつけられており、プレイヤーを飽きさせない配慮も素晴らしい。言うなれば『悪魔城ドラキュラ』シリーズの美点を集めた作品だ。3DSで評価が高かったのも頷ける。本作ではさらにHDに進化し、3DS版で不要だったQTEも廃止されテンポが良くなっている点は文句のつけようがない。それでいて安価なので、実にコスパに優れる作品と言える。本シリーズが好きな方には是非、堪能してもらいたいソフトだ。
欠点煩わしいQTEはかなり減少したが、それでも幾つか残っておりテンポが悪い場面が見受けられる。全削除でも問題ない。
相性シリーズのどの作品が好きかにもよるが概ねお勧めできる。シリーズ独得の陰鬱でありながら綺麗な情景は目を引く。問題は、日本語が収録されていないことだろう。攻略は3DS版の攻略情報を見ればどうにでもなるが、英語が読めないとストーリーなどは全く解らない。日本版が発売予定なので、英語版が苦手な方は発売まで待つのもありだろう。
時間と実績時間は、100%クリアして12時間前後。
実績は、クリアして100前後。100%クリア1週、3.5時間以内クリアに1週の2週必須。ボスラッシュ実績はアクションの腕次第。
個人的感想『月下の夜想曲』が好きだったので、本作も楽しめた。アメリカカートゥンライクな絵が慣れるまで大変だが、慣れると味がある作品に早変わり。『ボーダーランズ』っぽい感じと言えば解りやすい。探索系は、特殊アイテムや特殊スキルを得て探索範囲が広がると途端に面白さを増す。今まで到達できなかった場所に到達しながら、別の道やアイテムを発見するのはやっぱり楽しい。マップをついつい埋めたくなってしまう。また、お値段が$15と安いのも驚き。3DS版は定価4980円だったので、リメイクとは言え、この値段で良いのかなと。うん、やっぱり原点回帰は良いよね。