『Call of Duty: Black Ops (コールオブデューティ:ブラックオプス)』をプレイした。

一言で表すなら『最高峰のFPS』
タイトルから解る通り、『Call of Duty』シリーズ最新作。
シリーズ7作目となる今作の舞台はアメリカが大いに揺れた1960年代。主人公がいきなり尋問されている場面から話はスタートする。基本的にFPSなので、撃ちながら道を切り開くのだが、随時挿入される演出やイヴェント、銃撃戦の臨場感などは他のFPSを抜いており、初見では雰囲気に圧倒されるだろう。まさにFP(一人称視点)の真骨頂と呼ぶに相応しい。
CoDシリーズは初期から仲間と一緒に戦闘を行うFPSではあったが、『CoD4』からは現代戦に移行し(『WaW』は一先ず忘れて下さい)、ストーリーにも奥行きが出てきて感情移入しやすくなっている点は流石の一言。今作は1960年代の時代背景の問題もあり、当時脚光を浴びた洗脳や宇宙開発などが取り入れられ見事に調和されている。現代戦とはまた異なるストーリーに酔いしれてもらいたい。英雄としてではなく、冷戦時代の戦士としての物語を紡ぐのだ。
システム面においては全て問題無い出来。FPSとしての基準は全て満たしている。海外で初日に560万本も売り上げるだけのことはある。ミニゲームやシリーズ5作目の『World at War』で好評だったゾンビモードも実装されている点も素晴らしい。
特筆するような欠点は無いが、極稀に発生するのが敵の無敵化。密集している敵に対して近接攻撃を行い、判定がずれると無敵になることがある。敵が銃を装備していないにも関わらず発砲する上に、無敵なので、チェックポイントからのやり直しは必須。極稀にしか遭遇しないので、遭遇したら諦めてもらいたい。
プレイ時間は、普通にクリアして7時間前後。機密ファイルの回収や実績の解除を狙えばもう少し伸びる。
実績はストーリーのみに集中すれば250前後。簡単に狙える実績込みなら350前後。ベテランは相変らず鬼なので、挑戦する人は頑張ってもらいたい。
最高峰のFPSだと思うので、FPSを絶対にプレイしたくない方、拷問などのシーンが駄目な方、18歳未満の方以外には、是非、プレイして欲しいソフト。
クリア後感想:CoD4の最後の感動には及ばない物の、他の面は素晴らしく良かった。特にストーリーがグイグイ引き込まれた。仲間と一緒に戦うのがCoDシリーズの良さだよなぁ。操作キャラが変化するので、たまにプレイしたくないキャラも出てはくるけど。昔はFPSのストーリーなんておまけみたいなものだったのだけど、最近はちゃんとしているね。昔のFPSでストーリーが印象残っているのは、機械に改造される『Quake4』だけ。英語が読めないので、詳細は解らないけど…えぐかったことだけは覚えている。
「マルチはプレイしていないので、知りません」
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