『Wanted: Weapons of Fate』をプレイした。映画『Wanted』の後日譚。

映画の最終シーンから5時間後、寝ていたアパートがSWAT部隊に急襲されさあ大変!からストーリーが始まる。ご存じ「バレットカーブ」を駆使しながら暗殺組織フラタニティのパリ支部を壊滅させるのだ!
「バレットカーブ」やスローモー時の弾丸をぶつけての相殺など、映画と同じ様なことができ、非常にかっこよく、演出も壮大なのだが、いかんせん面白くない。もう少しゲームとして練れなかったのだろうかと思う。「バレットカーブ」が結局他ゲームで言うところの「グレネード」になっており、あまり重要性が見出せないのが惜しい。ようは同じ能力を持つフラタニティの幹部との戦闘以外は要らないんですよね。あれば楽ってぐらいで。制作会社の次回作(昨日のゲーム)よりはよく出来ているのだけど、やっぱり佳作だと思う。2006年ぐらいに発売されていたら、かなり良い評価だったと思うだけに本当惜しい作品。材料は良いのに料理に失敗した感じ。
実績も海外版と比較してめんどくさくなっており、全実績解除には5週プレイする必要がある。難易度事態はTPSとしてはそれほど高くないため攻略には苦労しないが、作業感があり、好きでなければ出来ないだろう。オレは2週半して765G稼いで売却。
実績解除ソフトとしても、ゲームとしても普通。映画が好きで、バレットカーブやスローモーで遊んでみたい方にはお勧めできる作品。映画の後日譚なので、登場人物は主人公以外は気にし無いほうが良いかも…。
「実は映画鑑賞してない」