街では、テンプル騎士団と魔術師が覇権を争い始めたの。
まぁ…どっちが勝っても良いけどね。
朝から演説するのも大変よね。
そこへ騎士団長が現れたから、一触即発な事態に。
団長・魔術師「お前はどっちの味方なんだ?!」
私「(命を助けてもらった借りもあるので)団長」
団長「頼みたいことがあるから、暇になったら顔を出して」
うーん、私って便利屋なのかしら?
帰宅すると、犬がクローゼットに向けて吠えていたわ。
どうやら、泥棒が紛れ込んだみたいね。
死にたくなければ出てきなさい。
家が汚れるのが嫌だから殺さないでおいてあげるわ。
団長にも呼ばれているけど、イザベラも気になるのよね。3年前の事件のことでまだ落ち込んでいるのよ。今日も酒場かな…顔を出してみましょう。
へこんでいるわね…私達は友達なんだから気にしなくて良いのよ。
イザベラを慰め、その足でメリルの元へ。
すっかり鏡は直っているわね。何の鏡か未だに解らないけど。
団長の下へ行ってみますか。
魔術師のきな臭い話があるみたいね。借りがあるので、依頼は受けましょう。他にも依頼があるから、時間があればこなしていくわ。
最初はドラゴン退治よ。噂のハイドラゴンが目撃されたの。早速、倒しに行きましょう!
出たわね!
あの…滅茶苦茶に強いんですけど…
高台からブレス連打はせこい!!
おまけに増援なんて…こんなのアリ?
大苦戦しつつ、何とか動きを止めたわ、勝機到来!!
ハァハァ!
何とか、倒したわ。流石のハイドラゴンも頭を貫かれたら生きてはいないわね。
ポーションも切れたし、全員満身創痍よ、一度戻りましょう。
休息後は、盗賊に対する潜入捜査よ。
盗賊なので、イザベラと一芝居うつとしましょう。
ターゲットは…
イチャイチャしているみたいね。
お邪魔しますよっと。
ドアをちょっと蹴ったら鍵が壊れたわよ。
さぁて…貴方を…
イザベラ「待って」
芝居中
私「ふざけんな!」
こうして、盗賊を逃がしてしまったの。
イザベラがマークをしてくれたから、すぐに追いつくのだけどね。
いたいた。
さぁて、ここなら誰も居ないし、遠慮無く暴れられるわね。
イチャイチャしてんじゃねぇよ!!死ね!!
サクっと殲滅してやったわ。
次は、珍しくダークスポーン退治よ。
久々ねぇ…場所は地底回廊。
到着すると誰かが戦っていたので私も手伝うことに。
相変わらず、地底にある水晶は綺麗よね。
光ってるわ。
回廊から戻ると手紙が来てたの。凄腕の暗殺者が来ているみたいだから調査しろって。暗殺者は怖いわよね。調査しておきましょう。
目的の場所に行くと、突然エルフが姿を見せたわ。
暗殺者の名前はゼブラン。第五次ブライト直前にグレイウォーデンを狙った暗殺者ね。その後はグレイウォーデンと一緒に戦ったみたいだけど。
派閥の異なる暗殺者集団が居るから倒すのを手伝って欲しいって。恐らく、今回の調査対象ね。良いでしょう。協力しましょう。流石に…この面子なら負けないわ。
次の依頼は、エルフ街に胡散臭いエルフが居るから見てこいって。
あ…
胡散臭い。おまけにブラッドメイジ(禁忌に手を出した邪悪な魔術師)よ。
ブラッドマジックは自分を犠牲にするだけあり、かなり強力なのよね。それでも、倒す!
エルフを片付けたら今度は貴族の館にお呼ばれよ。みんな、私をなんだと思っているのかしらね?
うーん、マダムだわ。
お茶でも飲みながら語り合いましょう。依頼はご子息の救出ですって。どうやら魔法をかけられたみたいね。機会があれば助けてあげるわ。
結局、魔術師のきな臭い話を聞くこともなく、時間だけが過ぎたのだった。
そして、私に1通の手紙が届いた。
「話があるので、教会に来られたし」by アリスター王
グレイウォーデンでであり、フェルデンの王でもある、アリスター王がこの街に来るですって…ますます、きな臭くなってきたわね。
続く