『Magic 2015 Duels of the Planeswalkers(マジック デュエルズ オブ ザ プレインズウォーカーズ)』をプレイした。

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タイトルから解る通り『Magic: The Gathering - Duels of the Planeswalkers』シリーズ。前作『2014』のレビューは
こちら。
概要カードゲーム『Magic: The Gathering』の入門用ゲーム
ストーリーパッケの絵の人物から逃げろ!
美点本作はカードゲーム『Magic: The Gathering』(以下MTG)の入門用ソフトだ。カードゲームの性質上、対人戦がメインとなり、実際に遊んではみたいが見知らぬ他人は苦手な方にお勧めできるソフトとなっている。簡単操作で基本的なルールが学べ、数多くのカードをプレイできる。音声付きの丁寧な解説、学んだルールを即実践できるストーリーキャンペーン、対人戦も可能なオンライン、現実でカードがもらえるプロモーションキャンペーンと入門ソフトとしては素晴らしい作りだ。販促用ソフトは見た目だけの物が多い中、何度もリリースされているソフトだけあり、徐々にUIが洗練されている点も評価したい。また、従来では不可能であった0からのデッキ構築も可能になっており、デッキビルダーとしても使用できる。繰り返しになるが入門ゲームとしては実に良い出来だ。
欠点従来より改善されているとは言え、ロードの遅さ、レスポンスの悪さは健在。カードゲームの性質上、相手が長考するため時間がある程度とれないとプレイするのがきつい点もマイナス評価だ。
相性『MTG』に興味のある方、実際に遊んだことがある方には文句なしでお勧め。ジェイスなどのキャラが好きな方にも合う。至極当然だが『MTG』に興味が無ければ苦痛ゲーでしかないのでお勧めしない。実績解除ソフトとしては対戦100回が含まれるため、よっぽどの対戦好きでない限りお勧めしない。
実績と時間実績は、クリアして50前後。対戦実績以外は解除方法が解れば簡単。
時間は、ストーリーキャンペーンをクリアして10時間前後。デッキ構築とプレイングでかなり変わる。
個人的感想毎年発売されるので、遊んでいるシリーズ。引退して長いが新しいカードを見るの楽しいのでやっぱりプレイしたくなるソフト。狂った性能のカードを見て驚いたり、ブースター(カードパック)を開けて、クソレアカードを引いてはがっかりできるのは相変わらず。ゲームとしては特に進化もないが、安定してデュエルを楽しめるのは良いことだ。現役プレイヤーよりも自分みたいな引退組のほうが楽しめるかもしれない。と言うのも実際の勝負だと簡単なプレイ手順もゲームだと複雑化してしまうので、煩わしいことも多いと思われる。あとはプロモカードが貰えることか?前回まではPC版と箱○版で貰えるカードが異なっていたが、今回はどうなのだろうか?こうやってプレイ人口を増やそうとする姿勢は大切だと思う。次の『Magic 2016』が楽しみである。箱1版も販売されるようなので、購入するのもありかな。